
こんにちは!アメリカの保線業界のトレンドをご紹介します。RT&Sという出版社が主催した会合で、
BSNF社という大手貨物鉄道のプレゼンを拝見しました。
アメリカと言えば軌道延長27万㎞!という世界最長の軌道延長を誇る鉄道大国ですが、その路線の
主は貨物鉄道!貨物列車の編成は2~3㎞で、大陸の上をまるで船のように大量の貨物を運んでいます。
マクラギは90%が木マクラギで、コンクリートマクラギの比率はまだまだ少ないのが現状。
都市鉄道や曲線区間からPCマクラギ化が行われています。
そんなPCマクラギ比率が低いアメリカのBNSF社が紹介していたのが、自社のマクラギ下パッド採用の
取り組み。マクラギ下パッドはコンクリートマクラギの下面に貼り付けられるゴム板です。英語では
UTP(Under Tie Pad)と呼ばれ、次のようなメリットがあると紹介されていました。
・マクラギとバラストの接地面を増やすことで、バラストの損傷を防ぐ
・振動や騒音を低減する
・列車走行時の荷重を広く分散させることで、均一に変位していく(不当変位が起きにくい)
日本でも近年採用されるようになりました。バラスト軌道は既に弾性が高いのに、さらに弾性を高めて意味が
あるのかな?、と最初は不思議に思いましたが、突き固めの回数を減らすというメリットもあるようで
採用が増えていることに合点がいきました。
しかし、コンクリート比率が低いアメリカでも既に“UTP”が使用されていることに驚きましたね。
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