
こんにちは!KIDOTAROです。
今回はJR東日本様、レンタルのニッケン様、弊社で取り組んでいる、鉄道業界における省人化・省力化
の取り組みで、当サイトにも掲載しているファーストクリップ締結機構付きマクラギグリッパー
(以下、SBX)のご紹介をいたします。
の取り組みで、当サイトにも掲載しているファーストクリップ締結機構付きマクラギグリッパー
(以下、SBX)のご紹介をいたします。
JR東日本様には2025年1月号の新線路でSBXのご紹介と試行導入の概要・導入効果を講評いただきました
ので、そちらの内容も抜粋して記載させていただきます。
ので、そちらの内容も抜粋して記載させていただきます。
(記事の抜粋につき、快くご承諾いただきましたJR東日本の加藤様、誠にありがとうございました。)
SBX開発の目的
JR東日本様管内の在来線では、PCマクラギ導入から一定期間が経過し、老朽化の進行に伴ってその交換時期
が到来しつつあります。PCマクラギ交換の実施を行うにあたり、作業の効率化と安全性の向上を目的として
SBXの開発を開始しました。
本開発は、バックホウ運転者の操作のみでPCマクラギの挿入と締結装置の締結作業を同時に行うことを
目的としていました。
目的としていました。
開発の歴史
SBXの開発は2012年ごろ、前身製品である「SB60(スウェーデン製)」の開発から始まりました。
2013年にはSB60のトライアルをJR東日本様に実施いただき、まずは標準軌にしか対応していない
SB60を狭軌に対応させるところから開発を始めました。

SB60を狭軌に対応させるところから開発を始めました。

その後もPC78およびPC75に対応させるための重量や強度の調整を行い、2017年には第一号機である
プロトタイプが完成、2018年には性能確認試験を行い、改良点の洗い出し・洗い出した内容の改良を
行っております。

プロトタイプが完成、2018年には性能確認試験を行い、改良点の洗い出し・洗い出した内容の改良を
行っております。

2020年には改良版を再度納入し、実証試験を経て、現在のSBXを2023年に納入させていただきました。
現在JR東日本様では、試行導入を行っていただいている最中です。

現在JR東日本様では、試行導入を行っていただいている最中です。

SBXの概要・仕様
SBXの主な仕様は以下の通りです:
対応軌条:狭軌(1,067mm)
重量:700kg以下
動力:バックホウの動力のみで動作が可能
対応可能機種:コマツ社製軌陸バックホウPC78およびPC75
SBXの導入により、以下3点の効果が期待されます:
- 人員省人化
マクラギの締結作業で、SBXを使用することでマクラギ吊り上げをする人員を省人化し、
標準的な施工体制から編成人員の1名減を見込んでいます。
- 労力軽減
締結作業がSBXに置き換わることで、締結時に必要なマクラギ吊り上げ作業および締結作業が解消され、
作業員の労力軽減が図られています。
作業員の労力軽減が図られています。
- 安全性向上
作業半径内に作業員が入る可能性がなくなるため、安全に作業ができるようになります。
使用方法
SBXの使用方法は以下の通りです。実際の動作については添付動画をご確認下さい。
SBXの使用方法は以下の通りです。実際の動作については添付動画をご確認下さい。
- マクラギをつかむ
- ボタンを押し、締結機構を用いて締結を行う。
- 締結機構を元に戻す。
SBXの使用実績
2023年9月から2024年9月末までの約1年間で、SBXを使用してTC型弾性マクラギを交換しました。
実績は1年で926本と試行導入ながら多くの現場で使用されています。
実績は1年で926本と試行導入ながら多くの現場で使用されています。
実際の作業時間
線区ごとのマクラギ1本当たりの交換時間と1日の平均交換本数は以下表通りです。

おわりに

おわりに
鉄道業界では、省人化・省力化が急務となっており、最新技術の導入が進められています。本記事ではその一例
として、多機能機械を活用したマクラギ交換工事の取り組みについてご紹介しました。ご紹介させていただきました
JR東日本様では、今後のマクラギ交換工事の増加に合わせて、SBXの使用拡大を進めていかれる見込みです。
として、多機能機械を活用したマクラギ交換工事の取り組みについてご紹介しました。ご紹介させていただきました
JR東日本様では、今後のマクラギ交換工事の増加に合わせて、SBXの使用拡大を進めていかれる見込みです。
また、鉄道業界のさらなる効率化に貢献する製品や技術情報がありましたら、当サイトを通じて
ぜひご紹介させていただければ幸いです。
ぜひご紹介させていただければ幸いです。